「何者」 を終えて
阿部顕嵐くん、初の単独主演舞台「何者」、全21公演、お疲れ様でした。
同じ劇場、キャスト、台詞なのに、観に行った公演、全部違った。びっっくりした。初めて観劇したときも、原作も読んでいたし、お友達から感想も聞いていたから展開はわかっていたはずなのに、圧倒された。ので、忘れないように感想を書きます。
まずは長妻くん。
何者を観劇して、まず驚いたのは、長妻くんの声の通り方、滑舌の良さ、だった。 舞台を終えて、たくさんのことを吸収して、大きく成長するんだろうなぁ。
回を重ねるごとに、隆良を憎めず少し好きになってる自分がいた。就職活動に必死に挑んでもがいている人のことを馬鹿にしてるのに、理香のことはちゃんと好きなんだなぁ、とか。理香がみんなに褒められてるときだけ、タンバリンをシャンシャンって鳴らしてたり、泣きながら抱きついてきたときに拓人に向ける視線は怒りを含ませていたり、そんなところが可愛く思えた。
外部舞台で共演したのが長妻くんだったことは、顕嵐くんにとって、さらに刺激を与える一因だったのかなって思います。 2週間変わらず隣で笑ってくれて、本当にありがとう。れおの存在はありがたいね、太陽みたいだな。
そして顕嵐くん。
舞台上には、阿部顕嵐はどこにもいなくて、表情、視線、仕草、 細かいところまで二宮拓人だった。
あのラストシーン。
狂気的に笑っているところがすごく怖かった、椅子をバンバン叩きながら、苦しみ、悔しさ、悲しさ、辛さ、等あのとき拓人が抱える全ての感情を吐き出す場面も好きでした。コンテンポラリーダンスはジャニーズJrとして活動してるときには見ることができない表現方法で、外部の舞台に出る、ということはこういうことなんだな、と思った。
いま、20歳の顕嵐くんが出せる全ての力を注いでいたと思う。
三方礼したあと、ありがとうございました!って言って拍手が起こったとき、うんうん。って何回も頷いてから小さく、ありがとうございました。ってもう1回言うんだけど、すごく顕嵐くんらしいなぁと思ったし、好きだった。 観客席に向ける目がとても綺麗だった。
今とても幸せです。
人生の財産になりました。
千秋楽、顕嵐くんの挨拶は愛に溢れていた。
大好きで、心の底から幸せになってほしい人が言葉に出して直接伝えてくれたこと、それがとても嬉しかった。私が聞きたかったのはその言葉だったのかもしれない。
あの挨拶を聞いて、さらに好きになった。
心の中でストンと音がした気がする。
就活中に顕嵐くんが「何者」の主演を務めたことも、不思議な縁を感じて、なんか嬉しかったなぁ。 四六時中、面接されてるようなもの。 自分が身を置いている世界を、顕嵐くんは、そう表現していて。そう考えたら、私が嫌だなぁ〜って思ってる、これからの約半年間なんてあっという間じゃん!なんかいけるな!と、思ったよ!!(根拠の無い自信)
私が顕嵐くんに幸せと活力を貰った分、それ以上に顕嵐くんにも幸せだなぁと思うことがあって欲しいよ〜 たくさんのお友達に会えて、話して、とっても楽しい2週間だった!顕嵐くんを好きにならなかったら出会えなかったんだな、って繋いでくれた縁に感謝したよ。 11月25日から12月10日まで、本当にお疲れ様でした!